前
「前」って漢字。
「前に進む」「前向き」ってすごくポジティブな意味だなぁと思っていたら、
実は「以前」とか過去の意味で使ったりする。
後ろみてんじゃん・・・(^^;)
ちょびっとニヤッとしてしまった。
受け止めること
この２～３週間はすべてを学会の発表に注ぎ、
ほぼ当直か準備で、病院に閉じこもりの生活であった。
この開放感がたまらナイーツ（σ≧▽≦）σゲッツ！
今までの生き方の反省点として、
自分を出すことばっかして、何かを受け止めることを怠ったことかな
と最近思う。
苦しい苦しいと一杯一杯になって、
自分を出すことばかり。
でも最近考え方がだいぶ変わってきた。
耳を澄ましてみれば、いろんな音が聞こえたりする。
目を凝らしてみれば、いろんな世界が広がっていたりする。
人の話に傾ければ、いろんなメッセージが込められていたりする。
人の行動をみれば、いろんな意味があったりする。
自分を消してしまえば、周りのすべてが自分に溶け込んでくる。
なんていうか新しい境地ですな。
自分らしさなんて要らない。
なすびらしさを決めるのは周りの人間。
このブログを見てる人、毎日接する人、一人一人が決めること。
僕が決めることでもないし、苦しむことでもない。
僕は毎日生きていくだけで、それだけで足跡が残る。
自分のことで苦しむのはもう無意味な気がしてきた。
って、前回の記事をみると、
まったく逆のことを書いている(激汗)
表現すること
日経メディカルのCadettoて雑誌が医局で無料配布されており、
ちょっとページをピラピラめくってみるとこんな記事がありましたぜ。
「表現しなかったら、壊れていた」
ドキッときた。
自分のことかなと思ってしまった。
それはおおたわ史絵さんって方が書かれていた記事なんです。
たまらない医者としての葛藤と多忙な日々の繰り返しから逃れる手段が「書く」という行為であった。
ああ、僕も同じだなぁと思った。
ブログがなかったら、あんな場面もこんな場面も切り抜けられなかっただろうなって。
僕は誰かに自分の気持ちが伝わってほしくて、アピールしてきた。
とても寂しがりやで、どうしようもなくて。
ブログに出会ってからいろんなことを書いてきた。
表現することに関してはすごく貪欲で、ある意味叫ぶっていった表現が適当かな。
現実、この仕事をしている限り、
誰かと感情を共有するということとはかけ離れていて、
むしろいろんな激しい感情のぶつかりあいで、とても精神がすりへる。
やっぱ、文章にすることはこのおおたわ史絵さんと同じく、
自分にとって、とってもとっても大事なことなんだろうなって。
後ろ向き人間
仕事がめっちゃ忙しかったので書けなかったのと、
気持ち的にまったくブログを書こうという気になれなくて、
仕事の方はだいぶ落ち着いてきました！
まあ、怒られない日はないくらい、ボコボコやられてますが・・・＿|￣|○
こっちの方に来て、
いろんな人と出会い、いろんな話をするようになりました。
こっちの人はこっちの人でまた個性があるけど、それはそれで面白いです(￣∀￣)ノ"
また、自称「考え過ぎる人間」なすびも
物事の考え方がいろいろと変わってきました。
いろいろ物事を考え過ぎて、行き詰ってしまったときは、
「どんとこい！なすび王国」帰ってきます。
つまり、ここに記事を書くということは、
考え過ぎて、ついにパンクしちまったんですわ。ヽ( ´ー`)ノフッ
今日のタイトルは「後ろ向き人間」。
ええ、僕のことです。
僕の生きててずっとずっと考えてきた点は２つ。
「生きている意味って何？」
「なんで自分はこうもダメな人間なんだろう？」
どんなに楽しいことをしても、それがなくなってしまうと、
こんな思考が始まってしまう。
生きてて虚無感で一杯になるというか。
どこがダメなの？って聞かれても具体的にあげることができん。
常にマイナスなことを考えちゃうから、きついし。
今まで出会った方々には大変迷惑をかけた。
どんなにきつくても、歯を食いしばって前向きにがんばっている人間からみれば、
すごくむかつくタイプでしょうね。
後ろ向きな人間って。
僕は前向きな人に出会うと、
すごく憧れを持つし、悪く言えば、劣等感で一杯になります。
前向きになるってそれだけ僕には難しいことなんです。
今まで頑張って前向きになろうと思ったけど、
前向きになれるのはほんのちょびっとで、あとは苦痛。
前向きが続かなかったことでまたへこみ、ますます後ろ向きになったり・・・
しかし、こっちにきて、まばゆいくらい前向きな人間に出会ったんですよ。
ほんとすごいなぁ～～って感じです。絶対にこの領域に到達できないってくらい。
その人に接しているうちにとある結論に達しました。
「僕は前向きになれない。ていうか体質的に無理。」って。
すごくネガティブな結論です。
でも、一般的には前向きが正しいみたいな感じだけど、
後ろ向きってそんなに悪いん？って気がしてるんですわ。
僕は後ろ向きになるのは得意。前向きにはなれない。
だから、「前向きな人は正しい」っていう土俵ていうか価値観のもとで生きている限り、
僕は絶対に生きてて正しいという結論に達することはまずない。
今まで生きててずっと劣等感の固まりになったのは、
前向きになれない自分に苦しんでいたのかと振り返っています。
だから、もう前向きになろうとするのはやめた。
とりあえず、自分を肯定することにした。
後ろ向きな自分でいいって。
後ろ向きだからしかできないことであるだろうし。
発想を転換すれば、
何も僕が前向きになる必要がないわけです。
前向きな気分を堪能したければ、
前向きな人間から前向きな力を少しおすそ分けしてもらえばいいんです。
そう考えたら、あんま自分を攻めなくなった。
他人に対して、どう接したら、少し前向きな力を分けてくれるかなって思うようになった。
ま、この結論になった時点で、
かなり前向きな気がするんだけど(￣ー￣; ヒヤリ
それだけパワフルな前向きな人に出会ったということでﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)ｱﾋｬ
もう少し「後ろ向き道」を模索してみますわ。
バレーボール再び
すごくしたかったけど、
こっちの病院にきてバレーボールという言葉は全くきかなかった。
普通は院友会とかでサークルとして存在するはずなんだが。
結構大きな病院なので、間違いなくあるはずと思っていた。
ただ！ただ一つだけすごく気になるポスターの表示があった。
「６月２１日 院内バレーボール大会」
ｷﾀｧ━(ﾟ∀ﾟ)( ﾟ∀)超( ﾟ)絶( )大(ﾟ )興(∀ﾟ )奮(ﾟ∀ﾟ)━ｷﾀﾖー!!!!!
うわ！来たこれ。
絶対バレーボールがあるでしょ。
でもうちの病棟や透析センターでは全然バレーボールをやっていないらしい。＿|￣|○
うーん悲しい・・・
絶望にうちひしがれていたなすびに新しい出会いが待っていた。
なすびの兄貴分の先輩に先日飲みに連れて行ってもらったんですわ。
そこは全く別の病棟の看護婦さんだったのですが、
なんと去年のバレーボール優勝チーム！！
「なすび先生、ぜひ大会にきてください！！」
ということで、昨日大会にいってきました(￣∀￣)ノ"
いやぁ、すごかった。
だって、院内で１９のバレーボールチームが参加していたんですよ。
９人バレーですよ！！
マジでありえない。
めっちゃバレーボールが盛んではないですかぁ～～～(￣ー+￣)
レベルが高いし。
僕は残念ながら、男ですので試合に出れませんが、
ひさびさにバレーボールと再会を果たし、一緒に遊んでいました。
月に１回バレーボールの練習をしているらしいので、
混ぜてもらうことになりました。
やった！！
飲み
ひさびさに福岡で働くのはいいんだが、
いかんせん飲みが多い。
今週は週４回である。
今週は多いにしろ、少なくとも週に１～２回ある。
飲みか当直。
家に帰るのはいつも遅くなり、仕事が遅れる分、
朝５時前に起きて、病棟の仕事をすることもしばしば。
九州の風潮なんだが、
飲みを通じて、人間関係が構築されることが多い。
病棟・透析センター・他科の先生たち。
来たばっかりはどの人が気さくな人で、どの人が気難しいか全然わからないけど、
飲みを通じて、お互いの性格や雰囲気を分かち合うことで、
なにげなく日々の業務がスムーズになる。
前のなすび病院でも同じようなことは当然あるんだけども、
今のなすび病院はとびっきり飲みの効力が強い印象です。
ただ！ただね。
僕の健康が心配・・・(ﾉ_･｡)
患者さんの生活指導をしておきながら、この生活はないよね。
医者の不摂生ってやつです(・ω・)/
６月になりました～
≡≡≡ヘ(*--)ノ
どうも！病棟ランナーのなすびです。
おひさしぶりです。
激動・・・激動・・・と毎回記事に書いている気がするんで、
今日はそんな話を横においておいて (。・д・。)
今日はひさびさに父の夢をみました。
なにかのパーティーでしたかいな。
ううん、状況としては父が死ぬ１年前くらいに
僕が国家試験に合格して、父の飲み会に合流したときかな。
まだ父の癌が分かっておらず、父が元気なときでした。
恥ずかしげもなく、抱きしめてしまいました。
夢とは思えないぬくもりがありましたわい。
そしてたくさんの写真を撮ってもらった。
どうして急に写真をたくさん撮りたがるか分からない父。
父が癌と分かるまでまったく父と写真をとっていなかった自分。
僕のパソコンには癌と分かって以降の父の写真しかありません(涙)
まあ、目が覚めたら、写真なんて残るわけないんだがね。
なんでこの時期にみるか分からない夢でございました。
毎日が絶望と感じながら、生きている僕にとっては、
いやされる夢でした。
最近の心境
マジでへばった。
やっとこさ、こうやってブログを書けています。
ひさびさにおふくろに会いにいきました。
ひたすら眠っていて、僕が起こしても振り向くだけで会話なく終わってしまいました。
長くブログにはおふくろのことを書いていませんでしたが、
母は僕の病院から１時間くらい離れた病院におります。
病院を移る際に一番気にしたのは母のことでしたが、
移動は無事に終了しており、こっちに来て３ヶ月になります。
病状が悪くなっており、食事も食べれないため、
PEGを作ってしまいました。
なんだか悲しいですね。
ここまでがんばったのをよしとすべきか。
もう、おふくろと話せなくなるんかいな。
たまたま今日の調子が悪かったのか・・・
かなり不安を抱きながら、日々を過ごしていますが、
自分の仕事がいっぱいいっぱいでなかなか母のところまでいきません。
自分が無理して倒れたら、元も子もないですからね。
もとのところを去ってから、
父がいなくなってしまったことや母の看病していることを知っている人はほとんどいないし、
知っていてもそのときの自分を知っていないわけであり、
僕はごく普通の専修医として過ごしています。
それはとてもいいことだと思います。
でも、ふと激動の１年間が胸に膨れ上がってくるんだよね。
古傷というんでしょうか。
またあの激動が近いうちにやってくるんじゃないかと、
そんな嫌な予感を感じています。
まあ、縁起でもない。でも医者としての勘が何か訴えてくる。
腎臓内科としての仕事も全然板につかないし、
毎日がいっぱいいっぱいですわ。
人生楽なときがないもんだね(笑)
日々の苦闘
これを毎日周りに晒しながら、生きていくのはかなりしんどいですな。
きっと新なすび病院の人は
なすびのことをなんてできない医者なんだと認識されているんじゃないですかね。
もう夜がいかに短くて、なんて朝を迎えるのが早いのだろう。
自分の気持ちをチャージする余裕なんてなく、
周りのスタッフに、そして患者さんに自分がいかにダメであるかを、
毎日アピールしにいっている感じです。
今はこの仕事をしてよかったとは思えないですね。
でもそれを判定するのは一人前になってから。
そこまではまだ考えなくてもいいけど、
現状は厳しい。
いかに今までゆとってたてことですかね。ヽ( ´ー`)ノフッ
この前、外病院に働きにいったときは、
すさまじい頭痛に襲われ、ゲーゲー吐きました(￣ー￣; ヒヤリ
やっぱもろいよなぁ、オレは。心も体も・・・(;´д｀)トホホ
最近は家で一人でいる時間が一番安心。
人と接するのはもううんざりですな。
また明日がやってきます。
深呼吸して、また戦場にいきますか。おやすみなさい。
ひさびさの墓参り
ゴールデンウィークの一日フルな休みをいただきました（σ≧▽≦）σゲッツ！
ひさびさの墓参りにいきました。
高速道路の渋滞はすごかったですが、
無事に日帰りで帰ってきました。
九州に帰ってきてよかったでごわす。
うん、親父は元気していました。
実家の町並みは変わってしまっていましたが、
お墓は何一つ変わっていなかった。
お前はそれでいい。
どんなことがあっても、自分の思うがままに生きなさい。
そんなことが言われた気がします。
しかし、親父はお墓にいくのが早過ぎだよ。
医者になって、いろいろ話したいこと、相談したいこと、たくさんあるのに。
以心伝心でしか会話ができんよ(苦笑)